RICOH Live Streaming Client SDK API 既知の問題

はじめに

本文書では RICOH Live Streaming Client SDK API の既知の問題について説明します。

「状態」の項目の定義はそれぞれ以下の通りです。

状態説明
解消済記載のバージョンで解消済みです。
対応中今後のアップデートでの対応を検討しています。
OS 制約特定の OS の仕様や不具合による制約のため、対応予定はありません。
今後 OS のアップデートで改善する可能性があります。
ブラウザ制約特定のブラウザの仕様や不具合による制約のため、対応予定はありません。
今後ブラウザのアップデートで改善する可能性があります。
デバイス制約特定のデバイスの仕様や不具合による制約のため、対応予定はありません。
今後デバイスのソフトウェアアップデートで改善する可能性があります。

RICOH Live Streaming Client SDK API 起因の問題

No.対象ブラウザ分類現象回避方法状態
1全てビデオ送信 Codec を H.264 として Android 13 端末から映像送信すると、再生側で再生できないSDK のバージョンを v2.1.0 以降にアップデートする解消済
(v2.1.0)

利用環境起因の問題

OS やブラウザ、デバイスなどの利用環境側の仕様や不具合によって発生する問題の一覧です。

No.対象ブラウザ分類現象回避方法状態
1Mobile Safari接続iOS 14 または iPadOS 14 の Mobile Safari で接続中に Room に新たな Client が接続してきた際に、InternalError になる場合がある別のブラウザ(iOS 14.5 以降の Mobile Safari)を使うブラウザ制約
2Mobile SafariオーディオMobile Safari で接続中に、他の Client がすべて Hardmute の場合に音声が再生されない事がある別のブラウザ(iOS 14.2 以降の Mobile Safari)を使うブラウザ制約
3Firefox, Mobile Safari接続LAN 切断で changestability イベント上がらない別のブラウザを使うブラウザ制約
4Mobile Safariビデオ送信ビットレートが大きい場合に Mobile Safari から映像が送信されないことがある別のブラウザを使うブラウザ制約
5Chrome, SafariオーディオChrome,Safari ブラウザで video タグで hardmute の video を受けると hardmute を解除するまで音声が再生されない音声のみのストリームを受け取る場合は audio タグを使うブラウザ制約

この情報は役に立ちましたか?