料金詳細

料金体系

RICOH Live Streaming Service は、利用時間やデータ量などに応じて従量制で課金するサービスです。利用料金の計算式は以下です。

料金(税抜) = 接続基本料金 + 通信量料金 + Room 帯域幅予約料金

• 1 カ月の総料金に小数点以下がある場合、小数点第一位を四捨五入した料金が最終的な税抜き料金です。
• 従量課金での支払いが難しい場合や、従量課金ではなく定額料金で利用したいはこちらをご確認ください。

料金項目

料金体系の料金項目の内容や、計算式、単価料金については以下です。

Room 帯域場予約料金の係数と調整値は、利用者が設定した Room 帯域幅予約設定値によって以下のように変動します。

各料金項目の詳細

接続基本料金

接続基本料金は、接続時間（接続毎ごとに計測された利用の延べ時間）に対して課金されます。

例えば 3 つの拠点で通話し、1 つの拠点で画面共有して 30 分利用した場合、以下のような料金が発生します。

接続基本料金 ＝ ( 3 + 1 ) × 30分(接続時間) × 0.01円(単位料金) = 1.2 円

通信量料金

通信量料金は、全接続が送受信した合計値のデータ量に対して課金されます。

例えば 3 つの拠点でそれぞれ 1 GiB、3 GiB、2 GiB のデータ を送受信していた場合、以下のような料金が発生します。

通信量料金 = ( 1 GiB + 3 GiB + 2 GiB )(データ量) × 30円(単位料金) = 180 円

Room 帯域幅予約料金

利用者が設定した Room 帯域幅予約設定値と、その Room の利用時間に対して課金されます。

例えば、Room 帯域幅予約設定値を 25 Mbps とし、30 分利用した場合、以下のような料金が発生します。

Room 帯域幅予約料金 = ( 25 Mbps(Room 帯域幅予約設定値) × 0.3689(係数) - 6.038(調整値) ) ×  30 分(利用時間) = 95.535 円

Room 帯域幅予約設定値は、Room で同時に送受信する最大のデータ量（ビットレート合計の最大値）に応じて設定する必要があります。

Room 帯域幅予約設定値 = 送信ビットレート合計＋受信ビットレート合計
送信ビットレート合計 = 各拠点の映像/音声/画面共有の最大送信ビットレートの合計
受信ビットレート合計 = 各拠点の受信する映像/音声/画面共有のビットレートの合計

Room 帯域予約設定値を超えるデータ通信が発生した場合、映像や音声などの通信の品質の低下に繋がります。

以下、Room 帯域幅予約料金についての補足事項です。

• 予約帯域幅は映像音声品質の最大値に相当するもので実測値ではありません
  • そのため利用されているデバイス、解像度、ネットワークの状況などにより、実帯域幅と予約値の間に差異が生じます
  • 期待した映像や音声などの通信品質の実現のため、余裕をもった Room 帯域幅予約設定値をとすることをおすすめいたします
• Room 帯域幅予約設定値を決定する際には、料金計算ツールをご利用ください
  • 利用したいデバイスや映像品質などを元に、上記送受信のビットレートの算出が可能です
  • 利用したい映像品質の参考のため、定点撮影、移動撮影の動画をご確認ください
• Room 帯域幅予約設定値を実装する際には、SFU 利用時の API への設定方法をご確認ください
• 実際の請求の根拠お客様の利用量データの実績は RICOH Live Streaming REST API: 料金・利用量集計 API (v1) を用いて確認できます

P2P / TURN 接続について

少拠点でのご利用の場合、P2P / TRUNを利用することで、料金を抑制できる可能性があります。P2P / TURN をご利用の場合、通信量料金と ROOM 帯域幅予約料金が安くなります。

計算例は参考：TURN を使う場合の利用料金をご確認ください。

Messaging API について

Messaging API は、現在 β 版として提供しております。

そのため、商用サービスでの利用をご検討される際には、必ず事前にお問い合わせください。

本 β 版の利用料金は無料です。正式版は有償での提供を検討しておりますので、あらかじめご了承ください。

正式版を公開せずに β 版の公開を終了する、もしくは、正式版では β 版から機能や仕様を変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。