機能追加・改善方針

このページでは RICOH Live Streaming Service の将来的な機能追加・改善方針を説明します。

まず、最も抽象的な方針としてビジョン・ミッションがあります。また、これらを具体化する価値の方向性があります。さらに、これらを段階的に実現するためのロードマップがあります。

概要

ビジョン・ミッション

RICOH Live Streaming Service は以下のビジョン・ミッションに従って機能追加・改善していきます。

ビジョン

  • あたかも遠隔地へテレポートしたかのようなリアルタイムコミュニケーションがどこからでも実施できる
  • 今までにはない新たなリアルタイムコミュニケーションの場が創造され定着している

ミッション

  • 没入感/臨場感が高いリアルタイムコミュニケーションを実現できるサービスの提供
  • 遠隔参加と現地参加のギャップを埋めるための技術の提供

価値の方向性

RICOH Live Streaming Service は以下の 5 つの価値の方向性で機能追加・改善していきます。

  1. コミュニケーション品質
  2. 料金
  3. 録画
  4. 開発効率アップ
  5. スコープ拡大

コミュニケーション品質

より現実に近く、さらには現実を越えたコミュニケーションの実現を目指します。以下のような機能を検討しています。

  • より計算/ネットワークリソースを効率的に使って映像音声を転送する機能
    • 例: サイマルキャスト
  • リアルタイムに映像音声を編集したり、情報を拡張する機能
    • 例: 手振れ補正、視点情報の共有

料金

より分かりやすくビジネスモデルが立てやすい料金体系を目指します。接続基本料金や通信量料金の定額化ができないか検討しています。

録画

クラウドで中継した映像音声を録画保存できるようにします。

また、録画したファイルの再生や活用の機能も検討しています。特に 360 度映像を含むルームを Live Streaming Conference と同じ UX で再生できるウェブアプリコンポーネントを提供中です。360 度映像を複数含むようなルームは通常のプレイヤーでは再生が困難ですが、Live Streaming Conference を利用することで容易に実現できます。

開発効率アップ

現状でもお客様側で実装はできるが工数が掛かってしまう機能について、機能自体もしくはサポートを提供していきます。例えば、遠隔の THETA を配信待機状態から映像配信開始させる機能や、メディア統計情報の可視化などが検討されています。

スコープ拡大

以下のようなスコープ拡大を検討しています。

  • ネイティブ SDK が動作する OS・プラットフォームの拡大
  • データセンタのリージョンを増やす

ロードマップ

価値の方向性に従った機能追加・改善項目を示したロードマップを公開しています。

合わせて、ロードマップの読み方と要望の送り方を説明したロードマップについてもご確認ください。

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